pede2大船駅西口が変わりました。栄光坂の登り口のバス折り返し場が横浜、関谷、藤沢方面行きバス乗り場=交通広場として整備され、そこと駅西口コンコースをつなぐ歩行者デッキ(陸橋)ができたのです。駅改札から西口に向かうと、電車と川が見えるこのデッキがなんとも気持ちの良い空間として目の前に広がります。

nisiguchi1大船駅西口整備のための歩行者道の構想は10年以上前に持ち上がりました。一日約51000人が利用する西口ですが、線路と川があるため交通渋滞がひどく、とりわけ雨の朝は傘をさして駅に向かう人、出てくる人、バスを待つ列で歩道から人があふれ、送迎車やバスで大渋滞。危険なほどの状態でした。さらに駅の階段は長く急で、子連れや高齢の歩行者には難所。地域住民から西口の整備をすすめてほしいという要望の声が上がり、整備のための話し合いが始まりました。

pede3やがてバスセンターと歩行者道設置の具体的な要請が出て、計画から約7年、着工から約2年半。デッキ工費約14億7000万円、交通広場工費約4億9000万円で、2011年10月ようやく歩行者デッキと交通広場が完成しました。

デッキは幅4〜5メートル。線路に沿って藤沢方面に140メートルほど伸び、次に直角に曲がって約60メートルで柏尾川を横切り交通広場2階部分に達します。デッキの始点、中間点(曲がり角)と交通広場側にエレベーターも設置され、2階部分にはトイレ、地下には駐輪場もあります。デッキからは柏尾川やJRの電車と駅ホームが見え、子ども心をくすぐる景色。pede1-1ガラス張りの側面(防風壁)から見下ろすと柏尾川でコイが泳ぎ、カメが甲羅干しをし、サギが餌を探す牧歌的でワイルドな姿も見えたりします。開放感を大切にしながらも雨天の場合でも歩行者が傘を差さなくても良いようにとの配慮から、デッキの屋根は歩道幅の半分ほどです。

デッキの下の道路も整備されました。大和橋にタクシー降車場ができ、JRに並行した道が3レーンに分かれました。JR寄りはバスレーン。屋根も付いており、駅の近くでバスから降車できます(バス乗車は交通広場から)。並行して次にタクシーのレーン。こちらはタクシー乗り場になります。橋の下なので雨でも濡れません。一番川沿いは一般車乗降レーン。こちらは走行車線に加え停車スペースがあり、ありがたいことに人待ちの間は停車できるようになりました。

pede4デッキは交通広場側だけで、横浜方面は今まで通り大和橋から信号を渡らなければなりません。車道が大幅に変わったので戸惑いもあります。それでも利便性は向上し、歩行者がずいぶん安全になりました。雨の日の人の渋滞も緩和されました。ショッピングセンターや病院、大工場ができて人口も増え、変わりつつある玉縄地域。歩行者デッキはそんな地域にできた、待ちに待った構築物となりました。

※大船駅西口整備事業の詳細は>>鎌倉市のページをご覧ください。

投稿者:CanCan

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