kakou4さわやかな季節に鎌倉でお宮参りをしたい、と思われる方は多いようです。けれども生まれたての赤ちゃんの外出は、気も使うし荷物も多くてタイヘン。そこで市外から鎌倉にお宮参りにいらしたファミリーに同行して、鎌倉のお宮参りのコツを考えました。

こちらのファミリーは市外から赤ちゃん連れで電車を使って鎌倉へいらっしゃいました。親戚がちかくに住んでいたこともあって、子どもが生まれる前から鎌倉はしばしば訪問していた場所。そこでお宮参りは思い出のある鶴岡八幡さまがいいな、と考えていたのだそうです。

お宮参りは生後1カ月ぐらいで、と言われていますが、それは一つのメド。このファミリーは赤ちゃんの負担を軽くするために、季節がよくなるまで待たれたとのこと。少し暖かくなった春の日、お祝い児である赤ちゃんは3カ月目。お首もすわって、楽しげに人や景色を眺めています。

目的地は観光地・鎌倉、しかも春の日曜日。相当の混雑が予想されます。「到着は混雑する前に」と車はあきらめて電車で9時には鎌倉着。早起きの甲斐あって、移動もスムーズだったようです。

IMG_3231小さな赤ちゃん連れだと授乳やおむつ替えの場所は必要。おでかけグッズも多くなるし、パパママのお着替えもけっこうな荷物。やはり「ベースとなる場所」を探したのだそうです。そこで今回は知人に勧められた貸衣装・写真館「鎌倉着物スタジオ」を利用することに。借りる衣裳はもとより、おむつ替え、授乳、お着替え場所もそろい、荷物も預かってもらうことになったのだとか。

kakou3 今回取材に協力してくれたお店、鎌倉着物スタジオは鶴岡八幡宮に近く、段葛をのぞむ若宮大路沿いにあります。築80年の古商館の2階部分を利用した「貸衣裳・写真館・美容着付け」のお店。スタジオの中は歴史とモダンを感じるプライベートな空間という雰囲気が漂います。こちらでママは着物姿に。着付けの間に、赤ちゃんの撮影が始まりました。カメラマン、アテンド、パパが赤ちゃんの撮影に立ち会います。窓からの外光が優しく入る中、赤ちゃんはパパを見つめてゴッキゲ~ン!

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着付け終わったママとスーツに着替えたパパ、それに赤ちゃんがそろって今度は一家の写真です。お祝の装いに「結婚式以来のママのきもの姿。キレイ」とのパパのちょっとテレた一言も。建物の洋風なスペース、和室両方で撮影です。赤ちゃんに笑ってもらおうと女性のアテンドがきめ細やかに、カメラマンが大胆に、声をかけたりおもちゃを使ったり。赤ちゃんの笑顔のために、ご両親も含めたみんなであの手この手。一家のステキな笑顔を引き出して撮影終了です。

IMG_3982室内撮影が終るといよいよ八幡宮へ。桜の段葛から八幡さまの太鼓橋の前でご家族が歩きます。このイキイキとした様子と集合写真もロケーション撮影しています。この間、アテンドさんが荷物をもって家族の前へ後ろへ。通行する人の邪魔にならないように、何かと手のほしい子連れを助けていました。

IMG_4013この後、ご一家は家族だけでお参りを済ませ、基地にした店舗へ戻って着替えて写真セレクト。荷物をピックアップし、おむつ替えとミルクを済ませて早めに帰路についたようでした。楽しそうな3人の顔から、鎌倉で充実した時間を過ごせたことがうかがえます。赤ちゃん、きっと元気に育つね!おしあわせに。

鎌倉でのお宮参り・外出のポイント

鎌倉は観光シーズン、とりわけ天気の良い土日祝日は赤ちゃん、子ども連れにはキビシイほど混雑します。車(バスも同じ)での移動は朝早く、夕方遅くを心がけて。電車もラッシュ時の様相です。事前に混雑状況を調べ、できるだけ平日を選ばれることをお勧めします。
ゴールデンウイークの鎌倉レポート
鎌倉 秋のお祝いごとレポート

八幡宮のご祈祷は婚礼以外は予約できませんが、ご祈祷願いのシート等に事前に書き込んで持って行くとスムーズです。ただし秋のハイ・シーズン土日はそれでも待つ場合があります。ご祈祷自体は約15分ほどです。
鶴岡八幡宮レポート

鶴岡八幡宮のみならず、鎌倉には多数の歴史ある寺社があります。神社、お寺、キリスト教会がそれぞれに赤ちゃんの無事な成長を祈る儀式を行います。そうした寺社にお参りするのもアリだと思います。お参りなどについては事前にお問合せすることをお勧めします。予約できる場合がほとんどですし、混雑状況、駐車場の有無、休息場所など教えてもらえる場合が多いです。
鎌倉子育てガイド お参りページ

鎌倉駅には公衆トイレが、鶴岡八幡宮には授乳のできる場所、おむつ替えシートがある公衆トイレがありますが、その間は一般店舗におむつ替えシートがいくつかあるのみで、子連れが頼れる公共施設はほとんどありません。さらに雨風など急に天候が変わった場合、駅と八幡宮を結ぶ観光ルートには退避できる公的な場所はほとんどありません。事前にトイレ、おむつ替えシート、授乳、休息場所をチェックし、ルートをよく考えて。早めの調査や対応が負担を軽くします。
鎌倉子育てガイド 鎌倉の授乳室・トイレ情報ページ
鎌倉トイレマップ

子どもが混雑のなか機嫌よく過ごせる時間はそれほど長くありません。短時間で楽しめるルートを。ちょっとしたおやつや水分は必須です(人ごみやトンビに気をつけてね)。気温が急に下がる場合も考えて、保温できるものもいるかも。春先、秋は寒い場合があります。

鎌倉には子連れでゆっくり食事できるようなレストランは多くありません。外でお弁当を広げられるようなおおらかな場所も、決して多くはありません(八幡さまの池の周りの一角や海浜公園、源氏山等の大きめの公園程度)。さらに観光シーズンはカラスやトンビがお弁当からおやつまでの食べ物を狙っています。子連れで食事の際は事前にチェックして、店舗等に予約を入れるか、ピーク時をはずすことをお勧めします。観光シーズン中は人気のレストランはとてもとても混んでいます!
鎌倉子育てガイド 子連れで食事メニュー

ベビー連れのおでかけは荷物が多くなりがちですが、混雑時や帰路にはその大きさ、重さが負担になります。お荷物はコンパクトに(お土産や利用済みの荷物などは宅配便等を利用するのも手です)。ベビーカーでとお考えかもしれませんが、古いまちはバリアフリー化もあまり進んでいません。また、混んだ電車の中や店舗ではベビーカーを置くスペースを見つけられない場合もあります。

子連れは何かと大変ですから、友人や親せきなど、手伝ってくれる人とご一緒、も大いに考えてくださいね。今回のように拠点になるお店を探すのもアリです。ルートやレストランなどでも相談に乗ってくれる可能性もあります。
鎌倉着物スタジオレポート

事前にできるだけ考慮して準備しても、ハプニングは起きるもの。その時は地元のヒトに助けを求めてください。鎌倉は人と人とが近い町です。相手を尊重してサポートを願えば、たぶん…きっと誰かが助けてくれると信じています。

投稿者:CanCan

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