「わが子の笑顔は最高!!」でも、子育ては親の思うようにはいかないことばかり。
「今日も怒ってしまってごめんね。」と寝ている子どもに何度謝ったことか…
イライラしている自分をどうすればよいのか分からない。気が付いたら、また子どもを怒鳴っていた、叩いていた…
相談できる相手もなく、一人で悩み続けている…

1S3A9792 鎌倉市では、少しでも子育ての負担を軽くし、子どもとの時間を楽しめるように、「こどもと家庭の相談室」を設置し、子育てにおける様々な相談事業を行っています。また、赤ちゃんから小学生のお子さんの保護者を対象とした講座(エンジョイ子育て応援講座)も随時開催しています。今回わたしたちは、エンジョイ子育て応援講座の1つを見学させて頂きました。

こちらは2歳半〜小学生のお子さんを育てている保護者を対象に、週1回、計6回のプログラムで構成されています。6回の参加が難しいという方には、1回のみのダイジェスト版もあるそうです。講師は鎌倉市のベテラン保育士さんたち。「子どもといい関係を作る方法」について、テキストとDVD視聴、ロールプレイを織り交ぜて進みます。

「子育てはとにかくほめることが大事、怒ってはだめ」と頭ではわかっていても実際にはなかなかうまくいかないもの。ここでは子どもへのわかりやすい伝え方から、子どもの良い行動を増やしていくための効果的なほめ方、注意の仕方、親子両方の感情のコントロールの仕方などを系統立てて学び、練習することで、実践しやすくしています。託児(2歳半から)もあるため、親だけでじっくりと学べ、定員も10名とお互いに話しやすい規模のようです。

最終回のこの日は2歳半〜5歳児のママたち7名の参加で、テーマは「自分自身をコントロールする教育法」。子どもが感情的になって反抗したり、泣き叫んだりすねたりした時に、親も感情的になってしまいがちですが、どうやって対処すればよいのかを考えます。

1S3A9799 第1のステップは「まずは落ち着くこと」。子どもを落ち着かせるためには、親が落ち着くのが先。親自身が落ち着くための方法として、深呼吸をしたり、別の部屋に行くなどの具体的な行動が挙げられました。

親自身が落ち着いたら、今度は子どもに落ち着くための指示を与える。例えば、子どもにも深呼吸をしてみるように伝えたり、落ち着いて話が出来るようになるまでその場にいるように伝えたり。そして落ち着くまでの時間を与えて、「お話しできる?」など落ち着けたかを確認してから第2のステップへ。

第2のステップで一番大事なことは、「共感的表現」だそうで、「○○の気持ちはわかるよ」というように親が子供を理解しようとする姿勢を示すこと。続いて、「状況を説明する」。子どもが泣いたりわめいたりする感情表現に対して、「でもね、○○するのはよくないよね」というように注意し、騒ぎまくることは自分には得にならないことを伝える。

その後に落ち着くヒントを子どもに教え、そのヒントを一緒に練習する。例えば、「怒って○○しそうになったら、ママみたいに深呼吸を3回すると落ち着けるよ。一緒に練習してみようか」というように言葉で伝えるだけでなく、実際に子どもと練習してみることで身に付き、また出来たらほめることでより子どもに伝わるようです。最後に元々の問題に戻ってその行動を正す(片づける、謝るなど)。

対処方法をテキストから学んだところで、今度はDVDの映像からいろいろな事例に対するやりとりを見て学びます。続いて、講師の方から出された事例に対して、2人組で親子になり、ロールプレイ。実際に練習してみると、子どもを落ち着かせる方法が、年齢や性別、性格によっていろいろあるねという話になり、深呼吸だけでなく、お茶を飲む、その場でぐるぐる回ってみる、くすぐってみる、五郎丸ポーズをする(これはコソガイスタッフ案です!)など、様々なパターンが出てきました。

最初は事例に対して、2つのステップを順番通りにやろうとホワイトボードのテキストを見ながらやっていたママたちも何回か実行するうちに、ポイントは押さえつつも自分のやり方にアレンジしたり、子ども役になることで、子どもの気持ちを感じ取れたりと、ロールプレイによって沢山の気づきが生まれたようです。一連の講座のセッションにおいて、ロールプレイがとても重要な役割を担っているようでした。

1S3A9781 最後に講師の方から、「できそうにない時はあきらめる勇気も大事」「ポイントは子どもが落ち着くまで待つこと」「スモールステップで、ほめることは投資」など大切なアドバイスを頂いて終了。

全ての講座を終えたママたちからは、「今までは子どもの悪いところばかりに目がいっていたけれど、講座で見方が変わった」「講座を受けることで初めて子どもと離れることが出来、リフレッシュの時間にもなり、子どもとの時間を大切に思えるようになった」「今まで怒っていたことが10から7に減った。0ではないけれど少なくなっただけでも気持ちは楽になった」「参加者同士で相談できたことが何より良かった」「この講座は子どもに対してのものだけど、子どもだけでなく、いろいろな人に対しても同じだと思った」などなど、講座に参加してよかったと大満足の様子でした。

1S3A9812 土曜日の午前中に行われたママ向けのこの講座は、午後にはパパ向けにも開催され、夫婦で参加された方もいたそうです。パパたちの中には、子どもに対してだけでなく、会社の人間関係にも活用できると学んでいった方もいたとか…。

鎌倉市こども相談課で開催している「エンジョイ子育て応援講座」では、赤ちゃんのママたち向けの講座もあります。参加してみて下さいね。

赤ちゃんがきた!ベビープログラムBP講座
2か月〜5か月のはじめての赤ちゃんとママ向けに、全4回の講座。赤ちゃんとのかかわり方を学び、親子の絆を深め、お子さんの心の安定根を育みます。
  • 9月コース
    日時:9/6・13・20・27 13:00〜15:00
    場所:岡本保育園
  • 11月コース
    日時:11/1・8・15・22 13:00〜15:00
    場所:深沢保育園
参加費:無料(別途テキスト代864円)。定員:親子で約20組(先着順)

申込みは、鎌倉市こども相談課までお電話で
TEL:0467-23-3000(内線2676)

※2歳半〜小学生向けの講座の日程は現在まだ未定です。
 発表されましたら、掲載いたします。


鎌倉市役所こども相談課「こどもと家庭の相談室」
URL:http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kosodate/soudannsitu.html
Email:kokasou@city.kamakura.kanagawa.jp
相談専用電話:0467-23-0630
  • 平日相談:月〜金曜日(祝日を除く)8:30〜17:15まで
  • 夜間相談:第1・3水曜日は20:00まで
  • 土曜相談:毎月1回8:30〜17:00まで(第3土曜日)
  • 訪問相談:市内4か所の子育て支援センター(鎌倉・大船・深沢・玉縄)、つどいの広場(腰越・七里ガ浜)に相談員が訪問して相談を受けています(相談実施日はこども相談課へお問合せ下さい)。
  • ママのトークタイムわかば
    子育て中のママ同士が集まって子育てに関する悩みなどを話し合っています(詳細、日程等はこども相談課へお問合せ下さい)。
投稿者:くるまん

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2016年08月03日 │ 託児・子育て支援  │ コメント(0)│ トラックバック(0)  twitterでつぶやく

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