kodomo学校が夏休み等の長期休暇期間や代休、4時間授業の日の子どもの居場所が不足しています。共働き世帯の増加に伴い保育園の待機児童問題が社会問題になって久しいですが、その子たちが小学生になり、そのまま学童保育の待機児童という新たな課題が生まれています。

私たちの住む鎌倉市での平成29年度の子供の家入所申請状況を見てみると、一次受付の終わった平成28年12月28日時点では、待機見込数が合計で98人。入所条件は満たしているけど大人数が長時間過ごす「子どもの家」の学童保育が苦手で、といった潜在的待機も含めると、100人は超えてしまいそうです。市でも定員を増やすなど改善のため対策を講じていますが、5月上旬の時点では、高学年を中心に待機のままの児童もいます。※1

学校のある間はなんとか数時間の留守番で乗り切れるのですが、頭が痛いのが長期休暇や早帰りの時。学校の校舎内は開放されていないため子ども会館で遊んですごしたり、習い事を掛け持ちしたりしてしのぐのですが、問題なのは夏休みの子どものお昼ごはんの場所!

bouhan2lそうした子どもは、なかなか人とお昼ごはんを食べる場所もなく、お母さんがお弁当は用意していても、おうちでひとりで食べることになりがち。一部の子ども会館(学童保育の場である「子どもの家」を併設していない館)では、お弁当など持参したものを食べるスペースもあるようですが、ほとんどの館では学童保育利用児以外は、衛生上の管理の問題もあって、食べることはできない決まりです。つまり、待機児童や一時的に保育にかける児童は、見守りのある中でのお昼の居場所がない、一人でお昼を食べている、という状況なのです。

※1 6月下旬になり、鎌倉市の「子どもの家」の待機学童は解消したとのこと。施設のキャパシティが劇的に変わったという話はあまり聞いておりませんが、収容人数が増え、待機がなくなるのは、ありがたいこと。でも子どもたちが狭い中で過ごしているということなのかもしれません。

現在、鎌倉市では3年ほどかけて、学校の敷地内に放課後や長期休暇の子どもの居場所を作る「子ども放課後総合プラン」を実現していく予定だと伺いました。しかしそれが実現していない今、実際はどうなのか? 子どもたちはどう過ごしているのか、ママたちの声を聞いてみました。
  • 1か月半もある夏休みの間だけ仕事を休むのもなかなか難しかったりします。ご厚意に甘えてお友達の家で食べさせてもらったりもしています。でも毎度毎度お昼をおよばれするのも心苦しくって…。
  • 実家が近いおうちは、そっちに行ってもらってるみたい。ウチは遠いので、数週間預かってもらいました。おばあちゃんは大変だったみたい。でも、それもできないおうちもあるのよね〜。
  • 学童を利用してたんだけど、大人数に子どもがなじまなくなっちゃって。結局家でお留守番してました。
  • ふだん自宅にわたしがいても、介護や用事があって子どもを連れていけない外出も。。子どもが家にいる夏休み、「毎日は大変!」っておもっちゃいます。
  • ママ友の中には、学童代わりに中学受験モードになり、週数日塾に通ってしのいでいる人も多いです。なんかちがうけど、まあ流れよね〜、なんて話してましたが…。
皆さん工夫されているけど、本当に夏休みのお昼の子どもの居場所には苦労されています。働くママからの切ないメールも寄せられました。
  • 過去最大に高かった小5の壁。ちょうどリーダー職になって一年。周囲が遅くまで残業する中、6時退社も気がひける中小の事業所で働く私に届いた、学童の待機通知。子供が学童に行けなくなる4月1日は年度始めで、最も忙しい時期でした。 職場にも配慮をお願いしましたが、もとより少ない人数で多くの仕事を回しており、現実的ではありません。 なにより「もう五年生でしょ?」というひとことに心が折れ、退職しました。結局、今は時短の仕事に移っています。

    もう五年生、でもまだ五年生。安心できる居場所が見つけられなければ、、不安も募り、仕事も続けられません。保育園の頃は、延長保育も手厚く、職場など周囲の配慮も得られやすく、たびたび病気はするものの、かえって安定して働けていた気もします。
  • 夏休み毎日、というのはむつかしくても、週に数日だけでも、みんなでお弁当を持ち寄って、わいわいおいしく食べられる場所があるといいのに、と思います。よく「子ども食堂」のニュースを見かけますが、地域の子どもや大人が集まってお昼をたべる、夏休み版子ども昼食堂的な居場所があると、大人も子どもも楽しく過ごせそう…。
そんな現状や思いをお知らせいただき、「夏休み、子どもがおうちから歩ける範囲で、子どもを受け入れてくれる居場所」、わたしたちコソガイが探してみました。

「子どもの家」を併設していない子ども会館、学習センターや青少年会館のロビー、コミュニティカフェや社会福祉法人の施設など、お声掛けがあれば「お弁当を持ってくれば、子どもだけでも食事OKだよ、受け入れるよ」という場所はあります。今泉台「6丁目クラブ」や関谷「憩い宿」などのコミュニティカフェでは、子どもや保護者の方を支えたいとの思いから、子どもがお金をもっていかなくても、受け入れてくれます。

私的な福祉施設などは一度管理者にご相談が必要かと思いますが、混雑している子どもの家を利用している児童にとっても、子ども連れにとっても、上記のコミュニティカフェや「子ども食堂」事業など、居場所になりうるところを、時々利用するのも気分が変わって楽しいかもしれませんね。長い夏休み、親子とも元気に安全に楽しく過ごしていただきたいと願っています。

夏休みの子どもの居場所 お弁当を食べても大丈夫なところ、食事提供があるところ等
開放対象施設・サービス場所・連絡先内容等
長谷子ども会館鎌倉市長谷1-11-1
0467-24-1165
「子どもの家」を併設していない鎌倉市の子ども会館は飲食は可です。場所の詳細は管理者にご確認ください。
きらら鎌倉・ロビー鎌倉市小町1-10-5
0467-25-2030
生涯学習センターのロビーでの飲食は可です。
稲村ケ崎小学校学童保育担当の方にお問い合わせください。
腰越学習センター・ロビー鎌倉市腰越864
0467-33-0712
生涯学習センターのロビーでの飲食は可です。
梶原子ども会館鎌倉市梶原4-4-2
0467-47-1433
「子どもの家」を併設していない鎌倉市の子ども会館は飲食は可です。場所の詳細は管理者にご確認ください。
大船生涯学習センター・ロビー鎌倉市大船2-1-26
0467-45-7712
生涯学習センターのロビーでの飲食は可です。
カトリック大船教会鎌倉市大船2-1-34
0467-45-9728
「なかよし大船子ども食堂」として、7/13、8/10、9/14 16:30〜学習支援や遊びと食事の提供(無料)
ラファエル会 法人本部鎌倉市大船4-18-6
0467-47-3424
3階の会議室で食事ができるスペースを作るそうです。ご連絡の上、ご利用ください。
ふらっとカフェ7/6コモリビ*コモレビ
7/12ロッシーズ
7/19ソンベカフェ
7/28鎌倉静養館
レストランや福祉施設が日程を決めて「子ども食堂」を開催。詳細はご確認を。
玉縄青少年会館鎌倉市玉縄1-2-1
0467-44-0480
食事ができるのは1階のロビー。
鎌倉青少年会館鎌倉市二階堂912-1
0467-23-7530
食事ができるのは2階のロビー。
鎌倉なんでも塾鎌倉市玉縄1-2-1
(青少年会館にて)
鎌倉市城廻491-30
(城廻自治会館にて)
コソガイが子ども会とコラボして、子どもの居場所+学習支援を開催。第1、第3木曜日は城廻自治会館15:30〜(おやつ付)、玉縄は7月は第1,2,3週の金曜日17時〜(軽食付き)。
6丁目クラブ鎌倉市今泉台6-1-9
0467-50-0147
多世代が集うコミュニティ・カフェ。毎金曜16:00〜 遊んで学ぶ放課後児童クラブ(無料)開催。
憩い宿鎌倉市城廻283-9コミュニティカフェ。大人利用200円(飲み物付き)子ども利用は無料。お弁当を持ってくれば食べられます。本を読んだり、将棋ができるそうです。
6月30日現在

※上記は毎日空いているわけではありません。利用可能日程や、その利用法に関しては、直接ご確認ください。また追加や詳細はわかり次第、追記します。

※これ以外にも「子どもの居場所になりうるところ」≒ 子どもが一人でお金を持たずに来ても受入れ、なんとなく見守ってくれる場所、があれば、どうぞお知らせください。

投稿者:CanCan

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